どうしたらブログを長く続けられるか?~反省を込めて。

離島移住を機にブログを始めてからちょうど一年になります。離島移住してから生活の足しになるブログを書いていくという決意の元に始めました。しかーし、書けずに半年が。要するに、言い訳と、書けない日々に決別しよう半分の回です。反省の意も込めて「です」「ます」調で書きます。

喜界町の夕日

喜界町の夕日

結論から言えば、目標が薄かったという事かもしれません。でも、それにも理由がもちろんあります。全く仕事がないかもと思った離島で仕事が意外と見つかった事失業保険がもらえた事生活に慣れるのに割と時間がかかった事釣りにハマった事。などなど。

仕事が無いかもと思った離島で仕事に就く 100%→60%

屋根を張りながら

火事場の馬鹿力という言葉は人間の本質をよく表している言葉だと思います。追い詰められるとこれまでの人生で出したこともない力が出るものです。

ちょうど一年前の私もそうでした。離島に移住するということが正式に決まり、霧が立ち込めるジャングルに踏み込むような不安な気持ちを抱えて、結果ブログを始めた経緯があります。

WordPressでブログを位置から始めるのは、そう簡単なことではありません。いろんなハードルがあります。ちゃんとサーバーと契約して、ドメインを考えて取得して、細かい設定をして…。大変な作業でしたが、未開の地に足を踏み入れる、そのためにできるだけの準備をしなければいけない、という待った無しの状況が僕をプッシュしていたような気がします。

追い討ちをかけるのが、友人の「仕事あるの?」という言葉。おそらく、「『喜界島という島に行くことになって』と友人に話した時の友人の第一声ランキング第一位」のセリフだと思います。自分としては、なんとかなると思ってる部分もあったんですが、耳から聞く言葉が考えを変えていくところは大いにあるのでしょう。だんだん、仕事ってまああるんじゃない→仕事もしかしたらないかも仕事たぶんない仕事ないからネットで生計を立てないとというのは大げさですが、でも、こんなふうな影響はかなり受けたような気がします。

そんな思いを秘めて、いざ喜界島という離島へ。

 

台風のせいで予定を四日も過ぎて7月23日に着く。

次の日、契約していた町営住宅にエアコン取付屋さんが。『溶接屋してたんですが、なんか仕事あったら紹介してください』と頼んどく。

その三日後その人から電話が。『‥‥の社長さんに話しといたから。今日電話して。』言われるがまま電話。三日後に会う約束。

さらに三日後。事務所にて。社長:『いつから来てもいいよ。』私:「ああ、そうですか・・・。失業保険の絡みもあるので、お盆明けからでもいいですか。』社長:『いいよ。』

と、着いて一週間で、あれほど心配し、友人に脅され続けた「仕事ないかも問題」が解決するという。

もちろん、すべての問題が解決したわけではないです。給料が安いとか、物価が高いとか。でも、ないはずのものがあった安心感は半端ないです。あたかも、何にもないと思って用意周到様々なトラブルを想定してリュックにいろんな荷物を詰め込んでいったジャングルの中に、なんとコンビニがあった、みたいな。結果、ブログ意欲、100%→60%に。これが一番大きかったですね。

失業保険がもらえた。60%→35%

喜界町役場

この件は、詳しく書きたいとは思ってはいます。書いてもいいとも思っています。正当な手段で、良心的にも法的にも真っ当な方法で手続しました。ただ、失業保険に関しては、お金が絡みますしいろんな見方があるものですので、今回は細かい点は省いてザックリと。思ったよりももらえることになりました。

これも大きかったです。コンビニどころか、ジャングルに普通に銀行があった、みたいな。

生活に慣れるのに意外と時間がかかった。35%→20%

繋がれた生活

ブログを書くために結構重要なのが、いろんなブロガーさんたちも行っているように、「習慣化すること」だと思います。東京に住んでいた時、そんなたくさんブログを更新できなかったものの、それでもある程度アップできたのは「ある程度自分の生活パターンの中にブログを書く時を入れ込めたから」つまり「習慣化しかけてた」からかと思います。

自分の生活の中で、仕事をしているときが、意外と考える時間になり、仕事中に案を考え休み時間にメモして夕方帰ったらすぐにアップする、ということができていました。それがしやすい環境だったんですよね。

 

で、喜界島に来て、生活パターンが変わりました。すでに35%しかないブログ意欲で、新たな習慣を確立することは難しかった・・・。(言い訳です)

釣りにはまったこと。20%→8%

ゼロになったわけではありません。でも釣りがダメ押しでしたね。

釣りに関しては、またいろいろ書きたいと思っていますが、釣りを始めて分かったこと「空いた時間に釣りをする」ではなく「釣れる時間に釣りをする」ということ。要するに、自分の予定ではなく魚の予定に自分を合わせないといけないということです。

潮の満ち引きが大きく関係します。イセエビが釣れるのは、夕方から、日によっては夜10時とか。明日は朝4時からが魚が釣れる、とか。昼から釣れそう、とか。

もう、予定なんてあったもんではありません。とはもちろん言いすぎですが、しかも初心者の見習い。ブログを習慣化するどころではありません。結果、10%を切るはめに。ただ(ここ肝心)ゼロにはなってません。それだからこその、この回です。

意外とお金がかかる離島生活。8%→60%

気づくの遅いよ、という声が聞こえてきますが。

幾らかの責任は失業保険のシステムにあります。簡単に言えば、振り込まれる日がマチマチなんです。しかも1ヶ月きっちりではなくて、「今月は25日分」「今月は22日分」みたいに。「16日分」とか「35日分」とかもあったような気がします。トータルでいくら入るかは信用できるできるんですが、なんせ月ごとに収支の計算ができない。今までそうしてたので、完全にどんぶり、では無いですがざっくり月末いくら残るかだけの家計簿に。

で、ですよ、12月ぐらいまではそんなに減ってるように思わなかったんですよね。実際にどうなのかは細かい計算してないのでわからないですけど。

ただ、ここ2ヶ月の減りが半端ない。

当然って言えば当然なんですけど。ここ2、3ヶ月内に船や飛行機を使って奄美に二回、鹿児島に一回、実家に一回行ってますから。だからホント当然なんですが、改めて、今まで感じたことのない現実を感じた訳です。

で、ブログをもう一度真剣にやってみよう、と決意した訳です。

 

充電、チャージの、ロクジュッパー!

結論:目標って大事

正確に言えば、この最後の目標を定めるところまで含めての、60%です。はっきりとした目標設定って大事です。僕もいま目標を決めてます。4ヶ月後までに〇〇というものです。これがどうなったかまた報告します。これを決めたらやる気が出てきました。

でも単に言葉で目標を定めてもダメだと思います。その動機の方を強めなければ。僕の場合は、さっき言ったようにブログの副収入があれば生活していけるかも、という現実的な問題です。

これは、何でもいいと思います。「自分がどこまでできるか試す」とか「数人の知人に読んで楽しんでもらう」とかいまの給料と同じ額稼いで仕事をやめる」「海外移住する」などなど。この動機を高めるのが難しいんですけどね。

でも風向きと一緒で、追い風のような「気持ちが前に向かうとき」がきたら、それをうまく捉えることが大事なのでは無いかと…。

 

実際成功しなければ机上の空論ですので、また結果をお待ちください。

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