奄美群島の離島、喜界島に移住して2年弱。徳洲会病院という総合病院に時々かかります。今回、久しぶりに胃カメラを受けることになりました。きちんと島外から飛行機で通勤してくれる若いお医者さんが担当してくれます。
皆さんの中にも、離島医療に関心ある方がいるかもしれません。また、単純に、定期検診で胃カメラを受けなければならない、みぞおちが痛むので胃カメラを初めて受ける、という方がいると思います。
初めて、というのは何歳になっても不安なものです。かくいう私も三十代後半になってから胃カメラを飲むことに。胃カメラは実際に痛いのか?費用はどのくらいかかるのか?前日の食事は?鼻からと口からの違いは。鎮痛剤は必要か?という疑問にも答えます。
このブログを見れば、胃カメラを受けるときの手順を知ることができます。病院による違いがあるんだということもわかります。安心して病院に行けますよ。
私は5年ほど前、東京在住時代に逆流性食道炎を患い、半年に一回ほど胃カメラを受けていました。その病院では鼻からでしたね。都会と田舎の医療の経験から情報をお伝えします。
胃カメラの実情
胃カメラは実際に痛いのか?
痛いが覚悟していれば恐れることはない。というのが答えです。
まず胃カメラで驚くのが、息がしにくくなることです。考えれば当然ですが。でも、息がしにくくなりますが、できなくなるわけではありません。息苦しいんですが、冷静に落ち着いて息をすれば大丈夫です。
もう一つは、管が通る時に痛くなることです。食道から胃に入る時とかに、少し押し込むので痛くなるんだろうと思います。
鼻や喉には、液体の麻酔をかけます。なので、人にってかもしれませんが、喉に入る時はさほど苦しくはありません。
病院によって胃カメラのやり方にだいぶ違いがあるんだと思います。
板橋の行きつけの病院では、もちろん当日お願いすることはできませんが、その先生は、診察の一番最初に胃カメラの枠を作っていました。
病院は9時から始まりますが、9時に間違いなく玄関にいてね、とお願いされます。行くと、すぐに麻酔とかをして、10分後くらいには胃カメラを行い始めます。
鼻からですので、患者も見ながら出来ます。2回目からは、別に痛くもなく、普通に自分の胃の中を見て、先生と話しながらやってましたね。鼻はやっぱ楽だと思います。
離島に引っ越して1年半になりますが、しばらく胃カメラを受けていませんでした。さほど逆流性食道炎が悪くなかったということもありますが、離島の胃カメラは痛いと聞いていたからでもありました。
今回、2月末に、胸が痛くなり、胃カメラをお願いしました。
ただ、胃カメラを行うお医者さんは離島に通勤しているお医者さんなので、毎日行っているわけではありません。二週間後くらいに予約したんですが、私の予定が悪くなり日付変更をお願い。結局次に予約できたのが、今日4月16日でした。2ヶ月後になってしまったことになります。もちろん予定が合えば一週間後とかにできるんですが。
9時半に予約していたんですが、結局行い始めたのが11時近くでした。帰ったのが12時ごろ。かかりましたね。離島とはいっても、総合病院でもあるので時間がかかるんでしょうね。
やはり口からの管は、鼻からの管よりも少し大きい感じでした。映像を見ながらはできませんでした。割と先生が無言で写真を撮りながら押し込んだりしていました。
途中、一回痛い時があって、吐きそうになりました。ただその一回だけ苦しかっただけで、そんなに不安にならなくていいと思います。
喉に管を入れることに抵抗があるとか、嘔吐反応が出るという方もいると思います。そういう方は、看護婦さんとか先生に事前に伝えておくと、やり方を変えてくれると思います。
覚悟していればそれほど恐れる必要はないです。
費用はどのくらいかかるのか?
東京では、3千円代でした。
今回は4840円でした。
ただ、今回は、麻酔(点滴で入れる)を使ってもらったので、少し高くなったのかもしれません。
鼻からと口からの違いは?
鼻からの管の方が細いですが、結論から言えば、経験してみるとそれほど大きな違いはないです。
どちらもいくらか苦しいことがあります。でも、耐えられないような痛みや息苦しさはないです。
ただ、口から入れる管の中には、現在写真を綺麗に撮れるというのもあるみたいですね。
前日の食事は?
基本的に前日の夜9時までは大丈夫ですが、それ以降は水とお茶だけになります。当日朝ももちろんそうです。
鎮痛剤は必要か?
胃カメラを行う時に、点滴から、眠るか眠らないかぐらいの麻酔をして、痛みを感じないようにして胃カメラを行ってくれる病院もあります。
胃カメラ恐怖症の人はお勧めします。
今回、私はよく分からずにこれをお願いしました。当日説明を聞いたら、別にいらないなあ、とも思ったんですが、なんでも経験だと思い、一度経験してみることにしました。
前もって点滴の管を通す器具をつけます。
そして、胃カメラの前に麻酔を入れます。入れるとすぐクラっときます。ただ、ただ、僕の場合はそれほど変わらなかった、というのが実情です。
後で看護具に、あんま麻酔効かなかったですね、といったら、お酒を飲む人だとそういう人が多いですね。と言われました。
確かに!お酒を飲んだ時の方が麻酔の時よりも聞くような気がします。(笑)
でも、効く人は効くと思いますので、いつの間にか終わっているというのはいいと思います。
逆流性食道炎と上手に付き合うには。
胃カメラを飲む人の人の中には、私のように逆流性食道炎を患っていたり、その疑いがあって飲むという人がいるかもしれません。
逆流性食道炎に役立つ情報もお伝えします。
背中をあげて寝る。
10度ほど角度をつけるだけで、逆流性食道炎がでなくなります。
たとえ胃酸があっても、重力に反して上がることはないからです。
完治したい!という人にとっては、対症療法みたいで嫌かもしれません。しかし、背に腹は変えられず、初めは根治を目指して頑張っていた私も、これさえすれば逆流しなくなったので、今は毎日そうしています。
王道は、それ専用の三角クッションです。値段もお手頃です。
寝心地を求める人は、少し高いですが、安心の無印良品の体にフィットするソファもお勧めです。私もこれを使っています。もう使い始めてなんと10年近くになりますが、使えています。もちろんへたっていますが、必要十分です。
似ている安くなったものも出ていますね。Amazonのベストセラーです。
運動をする
痩せる、ということもそうですが、特に、運動をすることが大事です。運動をすることによって内臓の期間も若返るからです。
私も痩せた時には調子が良くなります。
痩せます。
ストレスを抱えない。
ストレスは天敵です。特に、ストレスが胃にくる人は要注意です。
ストレスがかかるたびに悪化する人もいます。
私の場合、これまではストレスというより食生活の乱れが大きかったですが、今回は、明らかにストレス一本でした。
まとめ
昔は胃カメラなどなかったことを考えると、実際に内臓を見ることができるということは素晴らしいことです。
上手に医療を活用したいものですね。
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