希少な喜界島のごまの生産量は?無農薬?商品はどこで手に入る?

こんにちはスミながらです。

生産量日本一の喜界島のゴマついて知りたいという方のための情報をまとめました。喜界島のゴマや胡麻油を買う方法、加えて喜界島のゴマを使ったラーメン、坦々麺などが食べれるお店を紹介します。

この記事を読めば、喜界島のゴマの生産量や販売状況がわかります。買う価値があるかも分かります。

喜界島に住みはじめて一年。直接生産業者の方の話を聞いたり生産している様子をかたわらで見てきました。最も近くで見てきたので、正確な情報をお伝えできると思います。

希少な喜界島のごまの生産量は?無農薬?商品はどこで手に入る?

日本一の生産量なのに手に入らない希少なごま

現在、ほとんど日本人が、一生口にすることなく死んでいくという言い方をすれば大袈裟なのかもしれません。しかし真実です。

なぜなら、喜界島では日本の生産量の7割ほどが生産されています。しかし、日本一の生産量を誇ると言っても、99.9%は輸入に頼っているというのが現実です。0.1%はほぼ絶滅危惧種レベルではないでしょうか。

生産も毎年不安定です。台風などが来ると生産量に大きな影響を与えます。1/3以下になってしまっている年もありますね。

平成25年度

平成26年度

平成27年度

平成28年度

平成29年度

58.5t

16t

22.1t

60t

20.7t

僕も、41歳になりますが、人生ではじめて国産のごまを口にしました。正確に言えば、はじめて“これが国産のごまだ”という自覚を持って国産のごまを食べました。

喜界島の生産者に聞くと、「こんな高いもの自分たちでは食べないよ」とのこと。生産者もほとんど食べないほどの貴重なごま。手間暇が非常にかかるので、日常の食事に使うのがはばかられるということなんでしょう。完全売る用。

手作業で丁寧に作られています

ゴマは、戦前の米の収穫並みの手作業で作っています。(想像含む)

多分、機械を入れるほどの量を作っていはいないからなんだとおもいます。最終的にゴミが入ってないかは目で見なければならないみたいです。

時期になると、適当な空き地にごまが無造作に干してある様子が見れる。最終的にはブルーシートの上に高価なごまが天日干しにされていたりしますが、島では盗む人はいません。多分盗んだら、あっという間に噂で広がるでしょうね。島の集落に目あり噂ありです。

お知り合いの生産者さんです。

https://teiki.inyoumarket.com/kikaijima/

ネットで普通に手に入る

ネットで購入するのがおすすめです。

島のお店やお土産センターで買えますが、喜界島に来れる人はわずかかと思います。コロナですし。

けらじ屋

普通に送ってもらうと送料390円〜1350円。少量だったらレターパックで510円で送ってくれるみたいです。

さらに特定の商品でしたら、クリップポストで送ってくれるらしい。これなら二個まで200円、三個以上送料無料です。おすすめ。

 

楽天やAmazonでも買えます。とりあえず買うという方はこちらの方がおすすめ。

ちなみに、楽天、Amazonでは、喜界島さんのごま油は見つかりませんでした。けらじ屋さんには置いてありました。覗いてみてください。

高価な胡麻やごま油を買う価値はあるのか

香りを活かす料理には効果抜群

 一度お手頃ないりごま、すりごまを買って食べてみて欲しいと思います。30グラムで500円くらいで売っています。(送料別)

一度味を見たいと思って、買う気でごま油を求めてお店に行きました。なんと、驚異の45グラム1800円(税抜き)!!諦めました。誰かください!

炒りごまだけ買いました。

普通のゴマの何倍もの値段のゴマを買う価値はあるのか?と思う人もいるかもしれません。しかし、料理は調味料のちょっとした味で変わります。

食べ比べてみました。

色がちょっと違いますね。

食べてみました。食べ始めた時の感じはあまり変わらないんですが、外国産がすぐに風味が消えてしまうのに対して、喜界島のゴマは風味が後まで残るんですよね。比べてみて違いがわかります。

冷やしうどんに国産のごまをかけて見るだけで、風味豊かな味を楽しめますよ。

日本の残された生産を残す

日本の良さを後世にも残したいと日本人であれば思うはずです。

味の違いがわずかだと思えるかもしれません。しかし、安さだけを追求していけばいずれ周りからは良いものがなくなっていきます。

産後の島という特殊な環境が産んだミネラルと栄養豊かなごまを後世に残して欲しいと思います。そうするためには、良いものを評価する方達が増えて行かなくてはいけない。一人ひとりの意識が良いものを救うのかなと。

無農薬で作られている

喜界島のゴマのほとんどが無農薬で作られています。

実際、売っている喜界島産のゴマにははっきりと無農薬が謳われています。では日本人の口に入っている99.9%の輸入品はどうなのでしょうか?無農薬だと書いているものはほとんどありません。書いてあっても確認しようがありません。

安心と美味しさを一度に、今では簡単にネットで手に入れることができます。

一度買ってみる価値はある

喜界島のごまを使って料理をすれば、ごまが主役になります。

日本のごまがほぼ輸入だなんて知っている人はあまりいないんじゃないんでしょうか。その国産のごまが、喜界島という小さな離島で生産されているという知識がネタとなるんじゃないかと思います。もてなす時の話題にもなります。

例えば、大阪で喜界島のごまを売りにしたラーメン屋があります。近くに行ったら一度行ってみたいと思っています。

中華名彩 喜界島担々麺 香 北の浜部屋

喜界島でもごまを使ったラーメンを食べることができます。

麺屋 双 -sou-

星4。飛び抜けた味ではありませんが、東京などから来た方でも普通に満足できるレベルだと思います。

一松

星3。懐かしいラーメンを食べたいという方におすすめ。安いです。

最後に

喜界島の国産ゴマをご紹介しました。和食には欠かせないごまが日本ではほぼ生産されてないなんて。僕は知った時びっくりしました。是非一度食していただければと思います。

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